夏のスマホトラブル対策

「スマホが熱くて持てない!」「急に画面がカクカクする…」
気温が上がる夏は、スマートフォンにとっても過酷な季節です。スマホが熱くなりすぎると「熱暴走」を起こし、バッテリーの劣化や故障の原因になってしまいます。

今回は、お金をかけずに今すぐできる「夏向けのスマホ設定」と、絶対にやってはいけない注意点をわかりやすく解説します。

まず知っておきたいポイント

何をする?

スマホの発熱やバッテリー消費を抑える設定の見直し

いつやる?

気温が上がる夏場や、スマホが熱いと感じた時

どこで注意?

直射日光の当たる場所や、車の中などの高温な場所

なぜ必要?

故障やバッテリーの寿命が短くなる「熱暴走」を防ぐため

どうやって?

画面の明るさ調整や、省電力モードをオンにするだけ

スマホを熱くする「2大原因」とは?

スマホはパソコンと同じように、内部でたくさんの情報を処理する時に熱を出します。通常は本体から熱を逃がして冷ましますが、夏の高い気温や直射日光の中では、熱を逃がしきれずに溜まり込んでしまいます。

☀️ 環境によるもの

  • 直射日光の下で使う
  • 夏の車内に放置する
  • ポケットなど熱がこもる場所に入れる

🎮 使い方によるもの

  • 長時間ゲームをする
  • 動画を撮り続ける
  • 充電しながら操作する

今日からできる!スマホの「夏向け設定」

新しい冷却グッズを買わなくても、設定を少し変えるだけでスマホの負担を大きく減らすことができます。

① 画面の明るさを「自動調整」または「少し暗め」にする

スマホの中で一番電気を使い、熱を出すのが「画面」です。画面を明るくしすぎないように自動調整をオンにするか、手動で少し暗めに設定するだけで、発熱とバッテリーの減りを抑えられます。

② 「省電力(低電力)モード」を活用する

多くのスマホには、バッテリーを長持ちさせるための「省電力モード」や「低電力モード」がついています。これをオンにすると、裏側で動いている不要な通信などが制限され、スマホの負担(発熱)が減ります。

③ 使っていないアプリを完全に閉じる

地図アプリやゲームなど、画面に表示されていなくても裏側で動き続けているアプリがあります。スマホが熱いと感じたら、一度すべてのアプリを終了させて休ませてあげましょう。

④ 位置情報(GPS)やBluetoothをオフにする

常に自分の場所を探し続ける位置情報機能は、スマホにとって重労働です。使わない時はこまめにオフに設定すると、発熱防止に効果的です。

絶対にやってはいけない!NGな冷やし方

[NG] 冷蔵庫に入れたり、保冷剤を直接当てるのはやめましょう!

スマホが熱いからといって、冷蔵庫に入れたり保冷剤を当てて急激に冷やすのは絶対に避けてください。
急激な温度変化により、スマホの内部に「結露(水滴)」が発生し、水没したのと同じ状態になって完全に故障してしまいます。

[正しい冷やし方]

まずはスマホケースを外しましょう。そして、直射日光の当たらない涼しい日陰や、扇風機の風が当たる場所に置き、自然に熱が下がるのを待つのが一番安全です。

[ユーザーの皆さまへ]

「スマホが熱いな」と思ったら、まずはケースを外して涼しい場所で休ませてあげてください。設定を少し見直すだけで、夏でも快適に長くスマホを使い続けることができます。

[通信事業者の皆さまへ]

夏場は「スマホが熱い」「すぐに電源が落ちる」というお問い合わせが増加する季節です。

故障を疑う前に、まずは「熱暴走の仕組み」と「夏向けの設定」をご案内することで、お客様の不安を解消できます。また、熱対策の知識は、機種変更時のサポートや、冷却用アクセサリーのご提案にもつながります。ぜひ、これからの季節にお役立てください。